子供時代
♪3歳より母の指導の下、三重県にてピアノをスタート。ランドセルと楽譜カバンを持って電車を乗り継ぎ、厳しいレッスンへ・・帰りは泣く泣く歩き、電車で爆睡。その甲斐あって!三重県器楽コンクール小学生高学年の部優勝。
インドア&病気がちだった自分が自信を得た快挙。
普通高校→音楽の道へ
♪メリノール女子学院高等学校に在学中、モーツアルトのレクイエムはじめ、ピアノ以外の音楽に興味が広がる。文化祭に於いて体育館のアップライトで弾いたベートーヴェンが話題に。「感動した‼」と声をかけて頂き、演奏家の自覚を持つ。
名古屋音楽大学器楽科ピアノ専攻に進学し、ピアノ演奏の他に、声楽、パイプオルガンを学ぶ。練習の他は図書館のオーディオルームでオケやオペラに熱狂し、アルバイト代はコンサートチケットやCD代に消える日々。同級生と電気文化会館ホールにてジョイントコンサートを開催。四日市市民合唱の第九に参加し、ドイツ語に夢中になる。
教育実習を経て、中学・高等学校音楽教員免許取得。また母のピアノ教室にて指導をスタートし、「分かりやすい!」と好評を頂く。
ウィーン夏期音楽講習会に参加し、R. ケラー氏に師事。プロ意識に目覚める。恩師の名言「洗練された響きを身に付けましょう」
ヨーロッパ時代
♪1996年大学を卒業し、渡欧。リスト音楽院(ハンガリー)ピアノ演奏コース入学するも、腕の故障により演奏を一時休止。スコアや音楽書、ドイツ語の勉強に励みつつ治療に専念・・ドイツ三大Bへの想いが募り、学費が格安のドイツに勉強の拠点を移すことを決意。ジーンズにリュック姿でドイツ各地の大学を訪問の末、ベルリンへ移住。
♪1997年~2002年ドイツ留学
G.クップファーナーゲル氏に師事。恩師の名言「基礎とテクニックはできているから、沢山の良いコンサートに足を運び、ベートーヴェンらしさ、ブラームスらしさを体感しなさい」
ゲーテ語学院にてZMP(ドイツ語中級)を取得し、1999年ベルリン工科大学入学。音楽学と西洋史を修学する傍ら、ピアノ個人指導、演奏活動を続ける。最高の音楽仲間、生徒さんたちとの出会いに恵まれました。また現地ガイド通訳に従事し、宮殿や博物館について学ばせて頂きました。
日本に帰国後
帰国後、ベヒシュタインピアノ輸入総代理店(東京)での勤務を経て、独立。
2007年~2013年東京都内にてムジーク・リーベ主宰。トークコンサート、ピアノ個人指導、ドイツ語通訳・翻訳等に従事。英語でのレッスンも喜ばれ、生徒さんの半分がネイティブスピーカーの時期もありました。
結婚し、妊娠直後、レッスンの帰り道に倒れ、救急搬送・・大好きな生徒さんたちを同業の先生方に託し、一時休業。恒例のクリスマス発表会だけは!と企画すると、子供たちは懸命に練習に励んできてくれました!感動・・その後再び救急搬送され、生命の闘いを経験し、一命をとりとめる。死闘の最中に聴こえてきたのはベートーヴェンのピアノソナタ。音楽と沢山の人の手によって生かされていることを実感。
出産後は息子と公園通いをしながら、育児サークルにて活動。ピアノ教室を再開し、復帰リサイタル、親子コンサートやアンサンブルに取り組み、紆余曲折を経て、2021年大阪に教室を移転。大阪日独協会会員。千里山コミュニティ協議会企画委員。
”ムジカ・クラール”として再出発。
”クラール”は、ドイツ語。"Klar" 明るい、澄んでいる、はっきり分かっている・・英語のclear。母親として、音楽家として敬愛して止まない女流ピアニスト、クララ・シューマンの名前に通ずる言葉です。
♪はじめまして、ヒロコ先生です♪
皆様のピアノライフを応援したくて、先生をしています♪ 生徒さんの真剣な姿、弾けた時の笑顔が見られたら、最高です!男児の母。
愛用ピアノ:ハンブルク・スタインウェイO型
リフレッシュ:DVD鑑賞、旅行、美術館、カフェ
苦手なもの:絶叫系
得意科目:音楽、語学、美術
苦手科目:算数、体育
敬愛する人:クララ・シューマン